オロロンラインの夕景
今日は、国道232号線 通称オロロンラインについて是非とも紹介したいと思います。
今回の北海道旅行で何往復かドライブしたのですが、夕景が特に感動的でした。
場所
国道232号線は、北海道北部の日本海側を海岸線に沿って走るルートです。
留萌市 ー 小平町 ー 苫前町 ー 羽幌町 ー 初山別村 ー 遠別町 ー 天塩町 ー 稚内市
を結んでいます。
その中で、留萌市から天塩町までがオロロンラインの一部となっています。
長さは、片道大体100km 程度。
急カーブが少なく比較平坦な道を快適にドライブできます。
名前の由来は、むかし付近の天売島に多く生息していたオロロン鳥と呼ばれる
ウミガラスから来ていますが、今はごく僅かしかいないそうです。
撮影地
見どころ
夕景
なんと言っても日本海に沈む夕日が絶景です。
日本海というと冬の日本海の荒々しい海の様子を想像していたのですが、
実際は、波が非常に小さく穏やかで、内海か港レベルです。
昼間の海は、濃い紺色をしているのですが、陽が傾き、太陽が少し雲に隠れた事もあり、海の色は、淡く白っぽい色に変化します。その上に夕日のオレンジ色が重なる光景は、自然の美しさとともに優しさを感じさせてくれるものでした。
陸側は、小高い崖の上に白い風車が立ち並んでいます。近くに木はあまり生えてなくて、草が風になびいている様子は、いかにも北海道というイメージです。
オロロンライン沿いには、大体1市町村ごとに1ヶ所 、道の駅があり、その市町村内でも景色の良い場所が選ばれて建てられているようです。景色の良い場所を探してドライブしている時は、道の駅を目指すと良いと思います。
道沿いを彩る花
オロロンラインの道沿いには、白いふわふわとした花が、いっぱい咲いています。その白い花が、風にふかれて、ふわふわと揺れている様子は、なんとも可愛いらしい。この花について調べたところ、ノラニンジンという名前の花でした。ニンジンの原種にあたり、夏に咲く花です。本州では、あまり見られることのないノラニンジン花は、オロロンラインの夕景とともに、とても印象に残る光景でした。
サロベツ原野の星空