ヒガンバナ 埼玉県日高市の巾着田
最近、道端にもヒガンバナが咲いているのを見かけるようになりましたので、ヒガンバナの名所として知られる埼玉県日高市の巾着田に行ってきました。
ヒガンバナは、漢字で書くと「彼岸花」で、秋の彼岸の頃に花が咲くことに由来しています。秋の彼岸は、秋分の日前後のことを指すので、9月23日頃になります。
ヒガンバナの時期には少し早いため、巾着田での開花状況は「一分咲き」でした。全体的にまだ開花していない花が多かったのですが、写真のように川沿いの一部のエリアでは、開花が進んでいます。
巾着田では、雑木林の中にヒガンバナが群生しており、木洩れ日が一面に咲く真っ赤なヒガンバナをやわらかく照らし出していました。
ヒガンバナは、すらっと伸びた瑞々しい黄緑色の茎とふわっとした紅の花の対比が印象的です。丸く広がる赤い花びらや中心から放射状に延びた雄しべ雌しべが、まるで打ち上げ花火のようです。
花が咲いている時期に葉は無く、花が終わった後に葉が出てくるというユニークな特徴をもつため、「葉見ず花見ず」とも呼ばれます。その他にも「曼殊沙華」「死人花」など、細かく分類すると日本国内で1000種類を超える呼び方があるそうです。
巾着田では、9月16日~10月1日まで巾着田曼殊沙華まつりが行われ、ヒガンバナ(曼殊沙華)もその頃が見頃となるようです。駐車場と入場料が必要です。
まつり前のこの時期の午前中でも、観光客が結構たくさんいます。まつりの頃は、かなり混みそうです。
詳しくは、公式ホームページを参照してみてください。
撮影地
高麗川に囲まれた形が巾着のように見えるため、巾着田と呼ばれている。
googleマップで見ると納得!