星と花の写真館Blog

星と花の写真とエピソードをメインにしたブログです。

戦場ヶ原の星空と紅葉の様子'17年10月

最近はずっと雨が続き、すっきりと晴れた星空にめぐり合うことができませんでしたが、17日は久しぶりに晴れたため戦場ヶ原へ星空と紅葉を見に行ってきました。

目次

 

戦場ヶ原の星空写真①

f:id:hoshi-hana:20171020213559j:plain

撮影データ

f:id:hoshi-hana:20171019002652j:plain

 戦場ヶ原から西の方角に沈む、夏の天の川と夏の大三角の写真です。 戦場ヶ原の湿原の様子と一緒に写したかったのですが、明かりとなる月が出ていないため、ISO感度をいつもの倍の3200にして、かすかな光を捉えられるようにしました。

 ソフトフィルターを使用すると天の川がぼやけた印象になり、自分の望む感じとは違っていたため、この写真では、ソフトフィルターを使用せずに撮影しています。こと座の1等星ベガのところに雲がかかり、その部分のみソフトフィルターを使ったように、星がにじんで輝いています。

 

戦場ヶ原の星空写真②

f:id:hoshi-hana:20171020213738j:plain

撮影データ

f:id:hoshi-hana:20171018223953j:plain

戦場ヶ原から東の方角に昇るおうし座の写真です。 こちらの写真も戦場ヶ原の湿原の様子と一緒に写すため、露出時間をいつもより少し長めにしています。秋の戦場ヶ原の枯れた草原の広がりと葉を落とした木が、少し寂しげな印象となっています。秋の天の川の輝きは淡くなっているため、星の輝きを強調するため、ソフトフィルターを使用して撮影しました。

 

撮影場所

今回は、戦場ヶ原の湿原の風景を星空と一緒に写したいと思い、赤沼駐車場に駐車してハイキングコースを20~30分程度歩いたところで撮影してきました。

 

戦場ヶ原のハイキングコースのマップへのリンクです。(pdfファイル)

http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/senjogahara/map.pdf

 

赤沼駐車場から国道を渡ったところから戦場ヶ原を流れる湯川沿いにハイキングコースが続いており、湿原の風景を間近に見れます。道は赤沼からしばらく土がむき出しの小道が続き、途中の分かれ道から湯滝方面に向かう道は、木道になっていました。木道には、所々展望台やベンチが設置されており、湿原や空を撮影するのに向いていると思います。

ハイキングコースは。昼間ハイキングをするのには問題ないのですが、夜の暗い中でカメラや三脚などの撮影機材を抱えて歩くのは、少し厳しかったです。土の道は、木の根などが張り出しているため引っかからないように注意が必要でしたし、木道も大きな隙間があったり、木の枝が張り出したりしているところがあり注意が必要でした。またどちらの道も濡れて滑りやすくなっており、懐中電灯で照らしながら、慎重に進む必要がありました。

あと、赤沼駐車場横の赤沼自然情報センターで確認したところ、周辺では熊が出没しているようです。なるべく大きな足音を立てながら、熊に出会わないよう願いながら歩きました。(^_^;)

 

赤沼から湯滝方面へしばらく歩くと林を抜けて、下のパノラマ写真のように草地が広がる開けた場所があり、今回はそこで撮影を行うことにしました。f:id:hoshi-hana:20171018233607j:plain

10月17日の戦場ヶ原の湿原は一面黄色に色づいていました。平野では、まだ紅葉という感じではありませんが、戦場ヶ原は、もうすぐ冬が来るという感じの晩秋の光景です。前回約1ヶ月前に訪れた時から一気に季節が進んだ感じがします。 夜になると気温が3~4℃まで下がり、冬服を着込んでいたのですがかなり寒かったです。カメラの操作も寒さで手がかじかんで、なかなか思うようにいきませんでした。

 

戦場ヶ原の過去の記事

hoshi-hana.hatenablog.jp

戦場ヶ原周辺の紅葉の様子

・戦場ヶ原&男体山(10月17日)

f:id:hoshi-hana:20171019000921j:plain

戦場ヶ原、男体山の山腹では、カラマツが黄色く紅葉していました。戦場ヶ原より標高が高くなると紅葉が終わり、葉を落としている木々が目立ちました。

 

中禅寺湖付近(10月17日)f:id:hoshi-hana:20171019003518j:plain

竜頭ノ滝下の駐車場付近の紅葉の様子です。竜頭の滝から中禅寺湖畔、いろは坂付近で紅葉がすすんでいました。まだ場所によっては色付いていなかったところもあるのですが、紅葉に囲まれた中禅寺湖畔の道路をドライブするのは、とてもテンションが上がりますね。まだ紅葉が見られない平野部に戻ってくると、戦場ヶ原や中禅寺湖の紅葉の風景が、夢か幻だったのではと思ってしまうほど世界が違う感じです。

 

旅の記録にいかがでしょうか。(Amazonへのリンク)

 

戦場ヶ原から見た秋の星空の写真と星座の解説については、下の記事をご覧ください。

hoshi-hana.hatenablog.jp 

戦場ヶ原の場所

戦場ヶ原は、栃木県日光市の奥日光と呼ばれる地域にあります。

 

撮影に使用した機材の紹介

ポータブル赤道儀

今回の撮影に使用したポータブル赤道儀は、kenkoのスカイメモSです。(微動雲台、アリガタプレート、バランスウェートは使用していません)

ポータブル赤道儀を購入する際に、Vixenのポラリエと迷ったのですが、スカイメモSの形の方が一般的な天体望遠鏡赤道儀と同じフォルムで安心感があったこともあり、スカイメモSを選びました。

実際にカメラ用三脚に取り付けて撮影しようとすると天体望遠鏡赤道儀に比べ安定感がなく、大丈夫かなと心配になりましたが、現状では期待以上の結果を出してくれています。

※この手のポータブル赤道儀を使用してカメラで星空を撮影する場合は、三脚とポータブル赤道儀の固定用とポータブル赤道儀とカメラの固定用に2個の雲台が必要です。

f:id:hoshi-hana:20180215221004j:plain

 

hoshi-hana.hatenablog.jp

 

カメラ

カメラは、Canon EOS70Dを使用しています。

星空の撮影をしていて、思いのほか役に立っているのがWi-Fi接続機能です。iPadiPhoneとカメラをWi-Fi接続することで、iPadiPhoneなどのスマホタブレット端末からワイヤレスで基本的なカメラ操作(レリーズ、絞り、ISO調整など)ができ、撮影した写真の確認もスマホタブレット上ですぐにでき、各値の調整に役立っています。

星空の撮影では露出時間が必要なため、以前であれば長時間、夏の蚊や冬の寒さにさらされていたのですが、ワイヤレスになったことでカメラのセッティングができれば、撮影は近くに停めた車の中から出来るようになりすごく快適になりました。

現在EOS70Dの後継にあたるEOS80Dが発売されています。 

 

レンズ

レンズは、EOS70Dのキットレンズとともにシグマ10-20mm F3.5 EX DC HSMを使用しています。星空のみ写真ではあまり変化がないため、地上の景色と一緒に撮影する星景写真において、EOS70DのキットレンズEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMでは、星空と景色を一緒に広範囲にとらえきれないため、より広角のレンズを購入しました。その後、TOKINA AT-X 11-20 PRO DX CAFが発売され、星空の撮影用として評判が良いようです。

 

SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM キヤノン用 APS-C専用 202545

SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM キヤノン用 APS-C専用 202545