星と花の写真館Blog

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諏訪湖の夜景と御神渡り

今年は、5年ぶりに諏訪湖御神渡りが見られました。

地球温暖化の影響を考えると次に御神渡りが見れるのは、いつになるのだろう?

という思いが募り、長野県の諏訪湖を訪れました。

 

目次

 

全面氷結した諏訪湖の夜景

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 立石公園から見た諏訪湖の夕刻黄昏時の夜景です。立石公園は、諏訪湖と周辺の諏訪市下諏訪町岡谷市など市街地を見渡せる高台にあり、諏訪湖を取り囲むように広がっている街の様子が一望できます。日本の「夜景100選」にも選定されており、日が沈むときの夕焼けの光景と街の夜景がとても綺麗な場所です。

 夕日が沈むまでは、公園は、観光客などでそれなりに人で賑わっていましたが、この写真を撮った夜景が映える頃には、ほとんど人は残っておらず、吹き抜ける北風がとても冷たく感じられるのですが、寒ければ寒いほど夜景の明かりが綺麗に思えてきます。

 諏訪湖は全面が氷結しており、諏訪湖からさほど離れていない立石公園からは、夕日の残照や街の明かりに照らされて氷の表面に不思議な模様が浮かび上がっている様子がよく見えました。

 夕方までは良く晴れていたので、このまま、立石公園からの夜景と星の日周運動を撮影していたのですが、陽が沈むと写真の中央よりやや右側に見える塩尻峠を越えて、雲がどんどん諏訪湖の方に流れ込んで来たため、星空はうまく撮影できませんでした。

 

立石公園の場所

立石公園には駐車場も整備されており、比較的アクセスしやすい場所です。

 

 

御神渡り

 御神渡りを見るための絶好のポイントは、立石公園から諏訪湖畔を1/4周ほど反時計回りに回ったところにある赤砂崎公園です。赤砂崎公園では、目の前の湖畔から沖合の方へ伸びる御神渡りの姿を見ることができます。

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 上の写真は、日の出前の赤砂崎公園からみた御神渡りの様子です。まだ早い時間にも関わらず、赤砂崎公園には御神渡りを見に多くの人が集まっていました。

 時折、氷が割れるようなパキパキといった音や、もっと低い氷がぶつかったような音が聞こえており、氷が動いていることが感じられました。

 御神渡りを見た時から、だいぶ日にちが経過しており御神渡りの状況は変わってきています。私が参考にした下記リンクの情報によると今年の御神渡りも見納めのようです。

 次の機会が何年後になるか分かりませんが、また、諏訪湖の全面氷結と御神渡りの様子を見たいと思いました。

https://shimosuwaonsen.jp/info/omiwatari/

 

赤砂崎公園の場所

 赤砂崎公園は、湖畔に広い駐車場が整備されています。御神渡りの氷の割れ目が湖岸から沖の方へと伸びている光景を楽しめるポイントでした。