星と花の写真館Blog

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イチョウ並木の黄葉 国営昭和記念公園

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 東京都立川市 国営昭和記念公園内カナールのイチョウ並木の黄葉です。

 昭和記念公園内には、広い公園の敷地内の至る所にイチョウの木が植えられており、その黄葉が見頃になっていました。昭和記念公園内のイチョウは並木になっている立川口付近の「カナール」と昭島口付近のうんどう広場横「かたらいのイチョウ並木」が有名ですが、それ以外の場所のイチョウも比較的大きな木が多く、それぞれに魅力があります。

 一般的な道端の街路樹として植えられているイチョウは、剪定で可哀そうなくらいに枝を切り落とされ、幹から直接葉を出ているような惨めな姿を晒しているのをよく見ますが、昭和記念公園イチョウは自由に枝を伸ばした堂々とした姿が印象的です。でもカナールのイチョウ並木は四角く剪定され、少し窮屈そうです。

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写真には出てきませんが昭和記念公園にはイチョウの雄株雌株とも植えられており、イチョウの木の下では、ギンナンがいや~な臭いを放っています。せっかくのいい景色なのですが、残念ながらイチョウの黄葉の下でお弁当を広げて食べようという気にはならないですね。写真の景色に連れられて昭和記念公園に行ったのですが、あの臭いについては、すっかり忘れていました。

イチョウの仲間は中生代ジュラ紀の頃には世界的に繁栄していたことが化石から判明していますが、現在まで生き残っているのは、イチョウの1種のみで「生きている化石」に含められています。なかなか貴重な存在なのですね。

イチョウの木は、数時間~1日程度の短時間に一気に落葉することがあり、是非ともそのような光景を見たいと思っています。黄色の葉が一斉に舞い散る銀杏吹雪は、さぞかし幻想的な光景なのではと想像しています。

 

昭和記念公園の公式HPへのリンク

国営昭和記念公園公式ホームページ | 日本を代表する国営公園 「花」「緑」イベント満載の都会のオアシス

 

撮影地

東京都立川市 国営昭和記念公園内カナール他

昭和記念公園は敷地がとても広いため、地図を見ながら歩かないと道に迷ってしまいそうです。入場口付近で無料配布されている地図を見ながら散策して見て下さい。