星と花の写真館Blog

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夏の天の川と主な星座

今日は、夏の星空と夏の主な星座についてです。

 

写真と撮影データ

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エピソード 

北海道幌延サロベツ原野にて撮影した1枚です。

こちらの写真も、赤道儀を使用せず、カメラを三脚に固定した状態で撮影しています。

広角レンズの使用したことと、ISOの設定をいつもより高めの3200に設定して、露出時間を30秒と短くすることで、日周運動による星の流れを抑えて撮影しています。

8月とは言え、北海道サロベツ原野の夜は寒かったです。外気温は16~17℃で風が強く体温を奪っていくため、長袖を着ていても、寒さに震えながらの撮影でした。

 

星空の解説

①わし座のパターンその1

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②わし座のパターンその2

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はくちょう座

はくちょう座は、天の川の真ん中で、十字の形をした星座で、北十字星とも呼ばれています。南側(写真では下側)のアルビレオが白鳥のくちばし、北側のデネブが白鳥の尾にあたります。そして、天の川を渡すように白鳥が翼を広げた姿を表しています。

デネブは1等星で明るく輝き、夏の大三角をつくる星の1つです。

 

こと座

こと座のベガは1等星で明るいため見つけやすいが、平行四辺形の形をしている4つの星は、少し暗いため見つけづらいです。その4つの星で、古代ギリシアで流行した竪琴の弦の部分を表しています。ベガは、七夕の織姫星であり、夏の大三角をつくる星の1つです。こと座として認識されるよりも、ベガのみが特に認知されている印象が強いですね。 

 

わし座

わし座のアルタイルは、七夕の彦星であり、夏の大三角をつくる星の1つです。

詳しく調べてみると、わし座は星の結び方が文献やサイトによっても異なり、どのように表すべきか困ってしまいます。

多くの資料では、①のパターンのように、わし座の鷲は、頭を東側に向けて、翼を天の川と平行に広げて飛んでいる様子を表しています。記事を書く際に最初に参考にしたIPadアプリの「Star Walk」では、②のパターンのように頭を北に向けてはくちょう座と向き合う形で表されています。頭を北に向けたわし座の方がマイナーでした。その他にも星の結び方のパターンは多くありますが、多くの資料では、鷲は、頭を東向けて飛んでいるようです。 

いて座

夏の大三角より天の川に沿って南側に目を移すといて座に至ります。

いて座は、上半身が人間で下半身が馬の姿をしたケンタウロス族の賢者ケイローンがさそり座の方向に弓を構えた姿を表した星座です。いて座は、黄道十二星座の1つであるため、占い等で知名度は高いですが、どこにあるか、すぐわかる人は少ないかな。いて座の星の中で比較的に明るく、写真の赤線で結んだひしゃく形の6つの星を南斗六星といいます。北天の北斗七星に対応した呼び方です。南斗六星は比較的に見つけやすいため、それをいて座の目印としましょう。

 

さそり座

夏の星座として有名なさそり座もいて座と同じく黄道十二星座の1つです。

いて座の西側にありますが、写真では、西の空に沈みかけている為、一部しか見えていません。さそり座については、過去の記事を参照ください。

hoshi-hana.hatenablog.jp

 

夏の大三角についての過去の記事

hoshi-hana.hatenablog.jp

 

写真のような星空が見られる時間帯

下記の時間帯に南西から天頂の方角に見られます。

  5月  1日頃・・・・午前  5時00分頃

  5月15日頃・・・・午前  4時00分頃

  6月  1日頃・・・・午前  3時00分頃

  6月15日頃・・・・午前  2時00分頃

  7月  1日頃・・・・午前  1時00分頃

  7月15日頃・・・・午前  0時00分頃

  8月  1日頃・・・・午後11時00分頃

  8月15日頃・・・・午後10時00分頃

  9月  1日頃・・・・午後  9時00分頃

  9月15日頃・・・・午後  8時00分頃

10月  1日頃・・・・午後  7時00分頃

月が出ていると、月明かりにより星や天の川が見えにくくなります。

星空を見るときは、月の出時刻や月の入り時刻なども確認しておきましょう。

本日の月の出や月の入り時刻などが確認できる、国立天文台の暦のページへのリンクです。

国立天文台 天文情報センター 暦計算室

 

撮影地 

北海道幌延町の道道106号線沿いにあるオトンルイ風力発電所近くで撮影しています。

周囲は、サロベツ原野という平原で360°の視界が確保できます。

電線や道路標識などは写り込んできますが・・・。

 

撮影に使用した機材の紹介

カメラ

カメラは、Canon EOS70Dを使用しています。

星空の撮影をしていて、思いのほか役に立っているのがWi-Fi接続機能です。iPadiPhoneとカメラをWi-Fi接続することで、iPadiPhoneなどのスマホタブレット端末からワイヤレスで基本的なカメラ操作(レリーズ、絞り、ISO調整など)ができ、撮影した写真の確認もスマホタブレット上ですぐにでき、各値の調整に役立っています。

星空の撮影では露出時間が必要なため、以前であれば長時間、夏の蚊や冬の寒さにさらされていたのですが、ワイヤレスになったことでカメラのセッティングができれば、撮影は近くに停めた車の中から出来るようになりすごく快適になりました。

現在EOS70Dの後継にあたるEOS80Dが発売されています。 

 

レンズ

レンズは、EOS70Dのキットレンズとともにシグマ10-20mm F3.5 EX DC HSMを使用しています。星空のみ写真ではあまり変化がないため、地上の景色と一緒に撮影する星景写真において、EOS70DのキットレンズEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMでは、星空と景色を一緒に広範囲にとらえきれないため、より広角のレンズを購入しました。その後、TOKINA AT-X 11-20 PRO DX CAFが発売され、星空の撮影用として評判が良いようです。

 

SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM キヤノン用 APS-C専用 202545

SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM キヤノン用 APS-C専用 202545